「モロコゾ」とは瀬戸の古い方言で、陶芸の工場(モロ)の小僧さんを指します。やきものに携わる日々をマイペースに更新していきます。


by teppeiterada
カレンダー

<   2008年 05月 ( 33 )   > この月の画像一覧

刺激的。

6月26日発行の、「つくる陶磁郎」43号。

DVDで澤清嗣さんの窖窯焼成の一部始終が見られるという
非常に魅力的な一冊なのです。
父へ頂いた献本で見せてもらったのですが、すごく面白い!
これは必見です。


その「つくる陶磁郎」には毎号、竹嶋浩二さんの漫画「妻のやきもの夫の絵日記」
というページが紙面中ほどに連載されているのですが、
今回、その中に友人を発見してしまいました!


と言うより今回のメインは彼女の話。

私はその"Oさん"とは東京造形大学の同級生で、
陶芸部で一緒でした。
当時、大変お世話になっていた陶芸家の先生が3年前に亡くなられ、
彼女は今、空き家となった工房を借りて作陶をしています。


15年来の友人であり、野焼きや磨きの器をやる仲間として今も親交があるのですが、
まさか漫画の中で見つけるとは…。

普通の紹介記事や写真を見つけたのとは別の楽しい驚きが有りました。



早速彼女に電話してみると、本人はまだ出来上がりを見ていないとの事。
内容は教えませんでしたけど、
かなりスピリチュアルな人物に描かれていた旨を告げると笑っていました。



今号の陶磁郎には、山口真人さんを通じて知り合った、
澤清嗣さんのご子息、澤克典さんのページもあり、
自分達と同じ、またより若い世代の活躍を感じ、刺激を受けます。

スゴイなぁ、と感じ入っている場合ではない。
私も彼等に負けないように、自分らしいものづくりに精進しようと思います。
[PR]
by teppeiterada | 2008-05-31 15:35 | つれづれ日記
吉備、備前の後日談です。

備前で窯元を数件訪ねたHさんとサージーさん。
特に下調べも無く飛び込みでお邪魔した窯元がとっても良かったそうで、
非常に満足して帰って来ました。

なんでも土作りから全て、工房内で自前で行なっていて、
穴窯も見せていただいた様です。
30代半ばの次期当主の方が、英語も堪能で、
サージーさんにも分かりやすく解説してくださったとの事でした。




で、問題はその帰り道。

山陽自動車道から中国、名神、と車を飛ばし、名古屋インターを出た頃には8時半過ぎ。
どこかで夕食を、と相成りまして。


Hさんはサージーさんに何が食べたいか、相談してみたそうです。
英語のあまり得意ではないHさんでしたが、サージーさんが宗教上の理由でベジタリアンである事は承知しています。

しかし、冗談で「マクドナルドなんてどう?」みたいな事を言ったら、
「いいね~!」的なノリになったと言うのです。

  -いや、冗談に相槌うっただけだと思います。

そして、Hさん、本当にマクドナルドへサージーさんを連れて行ってしまいました。

「サージーさん何にする?」
「ビッグマック!」

  -もうサージーさんヤケクソです。



帰宅後、私がその話しをサージーさんから聞いたところによると、
Hさんがずっと運転していて疲れているだろうから、彼の食べたいものにしようと思っていたそうです。
彼は教義上菜食主義を守りますが、自分の為に供された食べ物は
全て敬意を持って頂くという教義も併せ持つ為に、きちんと平らげてしまいました。

「でも、この事はHさんには何も言わないで下さい。」

サージーさん、本当にいい人です。






でも翌日、うちの奥さんがHさんに聞いちゃいました(笑)。

そうしたらHさん、
「いや、ベジタリアンとは知っていたけど、
血がしたたって無ければ良いと思って。」


・・・初めて聞く意見です。
どんなベジタリアンだ、その人。

愛すべき性格のHさん。
でも、今後は気をつけたほうが良いですヨ。
サージーさんだから事なきを得ましたが、
本当に厳格なベジタリアンにそんな事したら大変です。




ちなみに、サージーさんにフィレオフィッシュ・バーガーもあったよ、と話したら、
全く気付いていなかったらしく、目を丸くしていました。

哀れ。
[PR]
by teppeiterada | 2008-05-29 12:10 | つれづれ日記
月曜の朝、父とHさん、そしてサージーさんの三人で、岡山県へと出発。

父が25年も前に設置したモニュメントが破損、
その修理に出掛けたのでした。




ええ、私は留守番です。




今日までの3日間で補修は完了。
仕上げも終わり、今日の午前中で全て撤収となったそうです。


その後、父は電車で愛媛県今治市の陶芸家、木原滋博さんを訪れに向かいました。

木原さんは東京芸大をご卒業された後に美山陶房へ弟子入りした珍しい経歴の方なのです。
当時、柔道に夢中な高校生だった父に大きな影響を与え、
木原さんの勧めが無ければ美大受験は考えられなかったそうです。

父の浪人時代、学生時代、そして作家になっても
木原さんにご紹介頂いた方々に非常にお世話になり、人生の大恩人だといっておりました。


昨年祖父が亡くなった際には愛媛より駆けつけて下さいましたが、
父もあまりお話しすることが出来ず、今回お訪ねしてご挨拶する運びとなりました。


私にも5歳くらいの頃に木原さんのお宅へ連れて行ってもらった覚えがあります。
フェリーに乗ったり、生まれたばかりの息子さんがいたり、
断片的な記憶ではありますが。




さて、父と別れたHさんとサージーさん一行は、
車で備前へと向かったそうです。
Hさん、英語あんまり得意じゃないけど、大丈夫だったのかな?

ちなみに私はまだ備前には行った事がありません。
・・・いいなぁ。
[PR]
by teppeiterada | 2008-05-28 19:06 | つれづれ日記

夏の予定。

みなさんは夏休みがどれくらいあるのでしょうか?



私は今のところ予定にありません。


父もカナダで2ヶ月間の作陶・焼成・展示にワークショップと
お仕事で埋まっております。





でも、


いいなぁ、カナダ。






あ、私?
私は留守番です。





現在父の一人弟子のHさんは
半分の1ヶ月くらいカナダへ行ってしまいます。






8月は、工場でほとんど一人ぼっちの予定です。

・・・誰か遊びに来てください。
[PR]
by teppeiterada | 2008-05-27 19:02 | つれづれ日記

楽焼きとパーティー。

前日より降り続いた雨も、なんとか朝の準備時には上がり、
楽焼きのデモンストレーションと体験を行う事が出来ました。
e0115282_23231558.jpg

手伝いに来てもらった三輪浩文さんとサージーさんと共に窯をセッティングして
火をおこし、釉薬をその場で調合。

今回はちょっぴり鉄分を入れて味付けした透明釉と、
黒くなる様に弁柄、マンガンを加えた黒ぐすり、
それから呉須(コバルト)を加えて青みを出した釉薬、
そして銅を加えて緑、還元時には赤くなる緑釉を作りました。

サジ加減での調合でしたが思ったような感じになり一安心。
お客様を迎えます。



友人やそのご家族、ふれ愛フェスタに訪れたお客様が、
…大勢ではありませんでしたが、楽焼きをたのしんでいって下さいました。

絵付けをしたばかりの器を15分ほどの焼成で焼き上げ、
その手に取れるということが、新鮮な驚きをもって喜んでいただけたと思います。


中には一人で4個の湯呑みを絵付けされていったご婦人もいらっしゃいました。
出来上がった器を眺めて嬉しそうにしていて、私達も本当に嬉しくなりました。

21日に決定したミニイベントではありましたが、
大筋で内容は決定していたので準備をしてきた甲斐がありました。

文化とものづくりに、少しだけ触れるて頂けたのではないでしょうか、
なんて言ったら大仰ですが(笑)。



夕刻まで楽焼きを行った後、窯や炭が少し冷えるのを待って撤収。
「近代の産業とくらし発見館」スタッフの皆様、ありがとうございました。


グランパスの試合へむかう、サポーターの行列が出来た道を横切り、
私とサージーさんは一路名古屋は千種へ。

ラジオ出演などでお世話になった「心のハーモニー協会」の中川国弘さんのお誘いで、
「日本アハマディ・ムスリム協会」の主催される世界平和セミナーの懇親会にお邪魔させて頂きました。


折角のお誘いだし、と軽い気持ちでお邪魔したのですが、
立派なパーティーで少し尻込み(笑)。

一応、私は作業着を着替えたのですが、ジーンズにジャケットを軽く羽織っただけの
カジュアルな格好が浮いて感じました・・・。
サージーさんは流石にしっかりしたもので、
ロシア正教司祭としての正装のローブに着替えていました。


突然やってきた私達をあたたかく迎えていただき、お料理をご馳走になりました。
サージーさんは会場に来ていたテレビクルーからインタビューも受けていました。
e0115282_23231575.jpg

何はともあれ、名古屋のムスリムの方々はもちろん、キリスト教の牧師でいらっしゃる日本人の方、
熱田の浄土宗想念寺のご住職など、いろいろな方との出会いに恵まれました。
中川さんにはいつも出会いを導いて頂き感謝、感謝です。





帰りの車内でサージーさんと話していたのですが、
人生は思いもかけない出来事で満ち溢れています。

今日はそんな出来事を楽しむような、
終わってみると心地よい疲れの残った一日でした。
[PR]
by teppeiterada | 2008-05-25 23:23 | つれづれ日記
昨日はお茶のお稽古があったのですが、
興味があるというのでサージーさんを連れて行きました。

私の先生ところへは今、私を含めて陶芸家が3人と、
定光寺の修行僧がお一人弟子入りしております。
サージーさんも陶芸家であり、修道士ですので、
非常に興味深い会になったと思います。


今月のお稽古では、待合から一度外腰掛でご亭主を待つ練習があり、
まずそこでサージーさんは興味深そうにしていました。

そして蹲(つくばい)で手と口を清めて茶室へ。
さすがに手順は細かく説明はしませんでしたが、
柄杓の扱いや躙口(にじりぐち)から茶室内へと入る動作の一つ一つが新鮮だったようです。



思えば日本人である自分も初めてこれらの所作を教わった時には
新鮮な驚きと感動がありました。

もうじき私もお茶を習いだして一年。
サージーさんの様子を見て、自分の中で少し慣れだして、
やや緩んできた部分が引き締められる思いです。



わざわざロシア正教修道士として、正装して黒いローブをまとって来てくださったサージーさんは
あぐらで座ることもままならず、足を投げ出して座ってもらったりでしたが
3時間近くに渡るお稽古を非常に楽しんでいるようでした。

定光寺の修行僧、法道さんとのお互いの修行のお話や、
陶芸家同士の語らいも楽しく、
非常に時間の経つのが早く感じました。

また修道士と禅の修行者の精神性みたいなものが意外と似ているようで、
私達にとっても非常に興味深い話がいろいろとありました。



時間があったらサージーさんを定光寺にも連れて行ってあげたいですね。
[PR]
by teppeiterada | 2008-05-23 13:58 | つれづれ日記
e0115282_1861274.jpg

今週末、25日に豊田市の「豊田市近代の産業とくらし発見館」にて
楽焼きの実演と体験、それに展示即売をさせて頂きます!

もっと早くに告知したかったのですが、
なにぶん本決まりになったのが昨日でして…。

で、本日下見に行って参りました。


楽焼きをさせて頂くところは門を入ってすぐ右手。
雨が降ったら…また考えます(笑)。

楽焼きの窯と机が数本、それから棚なんかが置ければと考えています。

素焼の器に釉薬を塗って、その場で焼成。
それほど広い場所は要りませんが、展示即売も考えているので、
ちょっとした出店を構える事になりそうです。


当日は私と、ISSEIDOさんでの展示などでもご一緒している三輪浩文さん、
うちの父の元を卒業したばかりの芦田康裕さん、
そしてロシア正教修道士のサージーさんの四人が出向きます。

三輪さん芦田さんの作品の展示即売も致しますので
皆様是非遊びに来て下さい!
e0115282_1875479.jpg

豊田市近代の産業とくらし発見館へは、
名鉄豊田市駅から豊田スタジアムへまっすぐ向かう道の左手、
名古屋銀行を過ぎてすぐ左折。
ちょっと行って右手にあります。
駐車場もありますのでお車でも大丈夫。
お待ちしております!
[PR]
by teppeiterada | 2008-05-22 18:10 | 告知

親子2人展

私の祖父の弟、つまり私の大叔父さんにあたる
寺田みのるさんと息子さんの聡さんの二人展にお邪魔してきました。

初日の今日、私の奥さんとチビくん、父と祖母、
それにロシア正教修道士のサージーさんという大所帯で押しかけたのですが、
みのるさんから作品のこと等丁寧に解説して頂きました。

サージーさんも作品について質問したり、
自分の作品などの写真を見てもらったりしてとても満足そうでした。




会場となった「木もれ陽」さんは、以前私も四人展でお世話になったことがあるのですが、
とっても感じの良い空間のカフェギャラリーで、
特にこの時期、テラスの緑が気持ちよかったです。

そのテラスにみのるさんのエクステリアが展示してあり、また使用できるようになっており、
陶製の椅子とテーブルでコーヒーを頂きました。
また、期間中はみのるさんのコーヒーカップで頂けるサービスをしているので
是非外の空間で楽しんでいただきたいです。


梅雨を目前に、五月最後の爽やかな時間をすごしにお出掛けしてみてはいかがでしょうか?
[PR]
by teppeiterada | 2008-05-21 21:38 | つれづれ日記

聞き逃した・・・!

父から作品製作用に大きめの"タタラ"を用意するように言われまして、
弟子入り2年目のHさんと一緒に30kgの粘土を持ち上げたりひっくり返したり。

主にHさんが粘土を叩いて、ワイヤーで切る前の"山"を作ります。
その後、一枚ずつはがすところでどうしても二人は手がいるので私が一緒に持ち上げます。



ひととおり終わったところで自分のやりかけていた削りもんの仕事に戻ると、
ラジオからは「赤坂泰彦のディア・フレンズ」が流れていた。

「それでは最後に、人生のゴールに神様がいて何か賞をくれるとしたら何がいいですか?」
といつもの質問。

「では藤原道山さんから」


え?


藤原道山さん

そうと知っていたら絶対ラジオ聴いてたのに・・・!
タタラ作りに一生懸命で、ラジオが流れていても気付いていませんでした・・・。

残念。



ユニット「古武道」としてのご出演だったようです。
セカンドアルバムが出るとか。

ラジオで聞き逃したのでアルバムだけでもチェックしとかなきゃ。
[PR]
by teppeiterada | 2008-05-21 20:50 | つれづれ日記

ひつまぶし。

名古屋のとなり、瀬戸市に生をうけ、育ち、暮らしながら、
いままで食べた事が無かったのです。


ひつまぶし。


中根さん御夫妻の2人展の後、一緒に食事と言う事になり、「食べた事ないなら」、と
行った場所が「まるや本店」。

え?待合室がある・・・?

・・・順番待ちの人々がぎっしり。
中にはお茶やジュース、テレビに雑誌、将棋まで置いてある。
どんだけ待つのやらという思いと、名古屋らしい"気配り"に感心。



タイミングが良かったのか、10分程ですぐに入店。
そしてオーダーしました、ひつまぶし。
e0115282_22464686.jpg

e0115282_2312697.jpg

ほんとうに「お櫃」に入っている。

なになに、まずはご飯とうなぎを大きく4,5回かき混ぜる?
こういった食べ物のインストラクションには素直に従うのが私のポリシー。
だって美味しく食べる為に研究された結論のハズなのです。
まずは試してみて損は無い!


まずは「そのままよそってお召し上がりください。」

うん、名古屋圏独特のパリっとした焼き上がりのうなぎが美味しいです。
ちなみに名古屋が"パリッ!"なら瀬戸のうなぎは"パリッパリ!"です。


2杯目は「薬味を添えて」

たっぷりとアサツキと大葉を乗せてみると、サッパリとしてこれが非常によくあう。
うなぎのタレの味の外側に輪郭がくっきりする感じです。


そして3杯目の「薬味を添え、お茶漬け用のおだしを多めにかけて」

・・・なんというか、「滋味」という言葉がぴったりきます。
温かく、また心地よく旨みが体に染み込んでいく感じです。



堪能。
満足です。




ひつまぶし、ウマかった・・・。

ちなみに赤津には「うなぎ釜飯」をお茶漬け用のおだしと一緒にだしてくれるお店があります。
こちらもイケます♪
[PR]
by teppeiterada | 2008-05-20 23:10 | つれづれ日記