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「モロコゾ」とは瀬戸の古い方言で、陶芸の工場(モロ)の小僧さんを指します。やきものに携わる日々をマイペースに更新していきます。


by teppeiterada
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ガイドボランティアさんのプレ窯めぐり。

秋の窯めぐり当日にお客様へのご案内をお手伝いしていただくガイドボランティアさん。

それぞれの地区の魅力をよく知っていただき、
当日のご案内の助けにしていただく為、
お客様に先んじて窯めぐりを体験していただきました。


今朝、赤津焼会館に集まっていただいたボランティアさんは20名ほど。
飽津窯さんと松山窯さん、そしてうちの美山陶芸教室をご案内させて頂きました。



飽津窯さんの"モロ"は築100年。
昔の趣を今に伝える建物です。
赤津は街としては古いのですが、こういった昔ながらのモロは数えるほどになってきました。

窯めぐりの二日目、日曜日の午後にはジャズライブをされるとか。
モロの土壁の中で響くジャズのサウンドは柔らかく暖かな音色となるそうですよ。

私達窯元はなかなか当日時間が取れなくて見に行くのは難しそう。
行ってみたい・・・。

窯めぐり一日目の土曜日は「あかづ体感ツアー」の企画で
伝統工芸士の資格を持つご主人、
宮地生成さんにロクロの実演をしていただくことになっています。



松山窯さんではギャラリーと工場の仕事を見せていただきました。
ギャラリーには所狭しとたくさんの器が並び、
織部の器を中心に非常に多品種の器を見て頂けます。

また、窯めぐり当日は工場の仕事は公開してらっしゃらないのですが、
今日は仕事中にお邪魔した関係で特別に見せていただきました。

ボランティアの方々は、釉薬を手際よく塗ってゆく職人技に見とれてらっしゃいました。

非常に好評でしたので、是非次回の春の窯めぐりには
あかづ体感ツアーで施釉の技を実演して頂きたいと思います!



美山陶芸教室では、これも体感ツアーでお連れする予定の屋上へ上がっていただき、
「"天空の"赤津ツアー」を体験していただきました。
町並を見下ろしながら、赤津の歴史や文化などの解説をさせて頂きました。



窯めぐり当日には、今日楽しんでいただいた事をお客様にお伝えいただければと思います。
よろしくお願い致します!
by teppeiterada | 2008-10-11 23:55 | 赤津窯の里めぐり